恋人間にも夫婦間にも付いてまわる「浮気」と「不倫」という言葉。

芸能人の不倫疑惑も定期的に話題にのぼり、いつの時代も、常にワイドショーを賑わせています。

それ以外に、案外身近にも、こんな話題ってあふれていませんか?

「彼に浮気された」「旦那が浮気してるかも」という話題は、女子トークでもよく聞く話です。

なかには「私、不倫してるんだ」なんて話も、ちらほら。

他人事としたら、面白おかしく語れるテーマかもしれませんが、当事者にとっては笑えない話です。

私も、恋人に浮気された経験が何度もありますが、これが結婚相手だったら・・・恋人関係だったときとは大違いです。

悩みも苦しみも、さらに深刻なものとなりそうです。

さて、こうしてなんとなく使っている「浮気」と「不倫」という二つの言葉。

一体どう違うのでしょうか?

結婚している人がするのが不倫?

でも「旦那の浮気問題」と言ったりもしますよね?

じゃあ、浮気と不倫って同じ意味?

どちらにしても、出来るなら無縁でいたいこの二つの言葉。

でも、結婚している人は特に、この意味の違いをハッキリさせておきたいかもしれませんね。

この疑問を解消すべく、ひとつひとつ調べてみました。

やはりポイントは、結婚しているかどうか。

さらに結婚している場合は、法的な見解もあるようです。

いまいち違いが分かりづらい不倫と浮気

旦那の浮気・・・じゃなくて不倫?

いやいや、不倫は困る!せめて浮気程度に留めてほしい・・・なんていう、妻の切実な言葉を耳にしたことがあるような、ないような。

浮気なら許せるけど、不倫は許せない?

浮気は軽いやつで、不倫は取り返しのつかないやつ?のようなイメージのある二つの言葉。

でも本当のところどうなんだろう?

いまいち違いが分かりづらい不倫と浮気。

この言葉の意味を調べてみると、浮気はその意味も範囲も広くとらえられる言葉のようです。

一方、不倫も浮気と言えば浮気。

ですが、不倫と呼ぶにはある一定の条件があるようです。

まずは、その言葉の意味から紐解いていきたいと思います。

浮気とは・・・

男女間の関係における浮気の意味について、辞書を引いてみると、ひとつに”異性に心を惹かれやすいこと。また、その様。多情。”とあります。

また、”配偶者・婚約者などがありながら、他の異性に惹かれ関係をもつこと。”ともあります。

(goo辞書より)

ひとことに浮気と言っても、その内容は人それぞれ。

一度だけの気の迷いもあれば、今のパートナーとの関係をも脅かすもの。

浮気性と呼ばれるように、沢山の異性と何度も浮気を繰り返す場合まで、さまざまです。

また、人の主観によっても浮気に対する認識には違いがあり、浮気された側が、許せるか許せないかのボーダーラインも主観によって大きく異なってきます。

浮気は「これはOKで、これはダメ」という答えが、明確にあるものではありません。

パートナー同士の気持ちの問題だと、私は思います。

浮気した側が「このくらいいいでしょ」と思っても、パートナーが傷ついているのならNGなのです。

肉体関係の有無に関係なくパートナー以外の人に心を移す

辞書で引いた浮気の意味の中にある多情とは、”異性に対する心が移りやすいこと(goo辞書)”

つまり、肉体関係の有無に関係なく「心」を移してしまうことを指しています。

これは、「行為」よりも「心」が重視されているということです。

浮気を定義づけするならば、読んで字のごとく「気(気持ち)」がパートナーだけに集中しておらず「浮ついている」様となります。

どちらかと言えば、様子を表わしているような言葉と言えそうです。

・・・となると、浮気と呼ぶ範囲は相当広い意味になりそうですね。

街を歩いていてすれ違った人を「あの人綺麗だな~」「今の人かっこいい!」と思っただけで、浮気と言えるのかもしれません。

ただこれを「浮気だ!」として、パートナーを責め立てていいかどうかは別としますが・・・

その人の主観によって解釈が変わる

先ほど挙げた、街ですれ違った人の例の場合、私ならその程度で浮気だとは思いません。

「コラ~」くらいの突っ込みは入れるかもしれませんが(笑)

でも、人によっては嫉妬心が沸き起こったり「そのうち浮気するんじゃないか?」と、過剰に心配し始める人もいるでしょう。

一方で、肉体関係があるかないかを、浮気のボーダーラインと捉える人もいると思います。

キスをしたらアウト、いやいや手をつなぐのも許せない!と、人それぞれです。

異性の友人の存在すら許せない人もいれば、気にしない人もいます。

つまり浮気の解釈は、その人の主観によって大きく異なるということです。

パートナーとの間で、浮気に対する解釈が違えば、まったく思いもよらないことで、浮気を疑われることになるかもしれません。

浮気の問題は、パートナーがいるからこそ発生する問題です。

相手の価値観を知り、主観だけではなく共通認識を持って行動することも、パートナーへの思いやりとして大切なことなのではないでしょうか?

不倫とは・・・

浮気と不倫。

言い方の違いのようにも感じますが、不倫は基本的に、結婚している場合にのみ使われる言葉です。

結婚している人が、結婚相手以外の異性と関係を持つこと。

また、自分は結婚していなくても、関係をもつ相手が結婚している異性である場合が、不倫とされています。

不倫を辞書で調べてみると、”道徳にはずれること”とあり、特に”男女関係で、人の道に背くこと”と記されています。

(goo辞書より)

不倫の「倫」は、倫理の倫。

結婚における倫理とは、「家庭生活を営む上で、それぞれが守るべきもの」となるのでしょう。

民法では、婚姻届を受理するにあたり、法令の規定を違反しないことを条件としています。

その守るべき法令のひとつに”配偶者のあるものは、重ねて婚姻をすることができない”とあります。

これは日本の一夫一婦制を表わしています。

つまり、一夫一婦制を脅かす、配偶者以外の異性と関係をもつ行為は、家庭生活を営む上での道徳から外れている「不倫」となり、その一夫一婦制を脅かす存在である浮気相手にも、「不倫」という言葉が当てはまるのです。

しかし一方で、恋人間の道徳としても、浮気をしないことは暗黙のルールです。

婚姻関係がなくても不倫と言えそうな気もしてしまいますが・・・法的に認められた婚姻の約束事を守るのは、暗黙ではなく法的なルールでもあります。

そこが、結婚している人の浮気を、あえて区別し「不倫」と呼ぶ意味なのかもしれません。

配偶者以外の異性と肉体関係を持つ

そもそも私は、配偶者のいる人と関係を持つことが不倫で、配偶者がいる人が他の異性と関係をもつことを浮気と言うのかな?と思っていました。

これのどちらも、不倫と言われる行為だと、納得したところではありますが・・・

本来、言葉の意味を知ったところで、何か気持ちが変わるわけではありませんよね。

配偶者以外の異性と肉体関係を持つことは、配偶者を傷つけ、されれば自分が傷つくことに変わりはありません。

それでも不倫の意味や定義を知りたいと思うとき。

それは、不倫をしてしまい、慰謝料請求や離婚などの法的手段に出られたらどうしよう。

と心配している時や、不倫をされてしまい、法的手段に出たいと考えている時ではないでしょうか?

この問題は、特に婚姻関係のある夫婦間で争われる問題(浮気相手が全く関係ないわけではありませんが・・・)ですよね。

婚姻という法的な約束をしておきながら、他の異性と関係を持つ。

やはりこれは一番悪とされますし、世間からの非難もそうとうなものでしょう。

この場合、争点になるのが「肉体関係があるかないか」となるようです。

あってもなくても、された方は嫌ですし、あまり知りたくないですけどね・・・。

その人の主観によって解釈は変わらない

ここまでお話してきたように、不倫は付き合う相手が結婚していたり、結婚していながら配偶者以外の人と関係をもつ場合にのみ、使われる言葉です。

法律用語に「不倫」という言葉は無いそうですが、民法にある「不貞行為」という言葉が、不倫を意味しているとのことです。

では、この「不貞行為」とは?

それは、「配偶者のあるものが自由な意思に基づいて、配偶者以外の者と性的関係を持つこと」とされています。

これは裁判所の不貞行為に対する定義だそうです。

性的関係があるかないか。

つまり夫婦間の貞操義務に違反していないかどうかが問われていて、基本的に、これが不倫の共通認識と言え、主観によって解釈は変わりません。

お互いの主観次第で解釈が変わる浮気と、婚姻というルールのもとでの不倫では、やはり大きな違いがあるようです。

もっと分かりやすい違い

さて、前項では「不倫」と「浮気」という言葉に着目し、その意味や定義について、理解を深めてきました。

でも実際、この意味が知りたい時は、この違いをハッキリさせ、その定義を盾に、浮気をしたパートナーを問い詰めたいときや、法的手段にでたい時などではないでしょうか?

または、自分の浮気や不倫を正当化したい時でしょうか?

その観点も含め、立場や状況によって、どの言葉が当てはまるのか、どんな違いがあるのかを、見ていきたいと思います。

ぴったりと当てはまるのなら、堂々と責めていい!?かもしれません。

今の浮気相手、不倫相手との関係を、見つめなおすのもいいかもしれません。

独身者か既婚者か

不倫と言う言葉は、どちらか一方またはどちらもが婚姻をしている男女が関係をもつ場合にのみ使われ、独身者には「不倫」という言葉は使われません。

独身者が恋人がいるのにも関わらず、他の異性と関係をもった場合は「浮気」です。

既婚者が配偶者以外の異性と関係をもった場合は、浮気とも言えますが、一般的には「不倫」となります。

どちらも相手を傷つけている

「不倫って、なんだか大ごと。

浮気のほうがまだ罪が軽そう」という、なんとなくの言葉のイメージがあり、「結婚しているのにも関わらず」と非難の対象になる不倫は、相当な悪者のように言われることも多いですよね。

でも結局、どちらもやっていることは同じです。

特定のパートナーがいながら、他の人に浮気し、パートナーを裏切り傷つけていることに、変わりはありません。

どちらにしても、道徳に背く行為であり、人格を疑われても文句は言えない行為です。

肉体関係があるかないか

特に不倫に関しては、肉体関係の有無が重要視されています。

肉体関係があるのなら法的にも不倫確定!となります。

一方、独身者の浮気は、主観にもよりますが、肉体関係があるなら大抵浮気になるでしょうね。

ただ独身者の浮気は、肉体関係の有無に関わらず浮気と言われる場合もありますし、既婚者の場合は肉体関係がなければ、大抵の場合不倫と認定はされません。

キスをした程度では不倫になりにくい

肉体関係の有無が重要視される不倫ですが、キスは?と、この肉体関係の範囲が気になりますよね。

不倫は民法では「不貞行為」と記されていると前項でお話しましたが、この不貞行為では、性行為がある場合についての定義づけはされているけど、それ以外には言及していないということです。

その結果、キスくらいでは法的に「不倫」を立証するのは難しいようですね。

ここでいう不貞行為は、主に性交渉を指しています。

気持ちがあるかないか

気持ちだけを論点にすると、浮気を決定づけるのも、法的に「不倫」を立証するにも、ハードルが高そうですね。

ただ、不倫に関していえば、気持ちがあるだけでは不貞行為とはならず、不倫とも言えませんが、浮気とは言えるかもしれませんね。

一方で、気持ちが無くても肉体関係があれば、不倫となります。

「気持ち」の証拠となるものなんて、そうそう示せないですし、モノは言いようです。

でも、不倫も浮気も法で片づけられる問題ではないと思うので、そこは難しいところですよね。

個人的には、気持ちがあるかないかが、一番重要なポイントですし、肉体関係がなくても、気持ちが私以外の人へ移ってしまっていることのほうが、耐えられません。

気持ちの無い肉体関係のほうがまだマシ。

こんな考え方をする私もいるので、浮気も不倫も、定義するのが本当に難しい言葉です。

そして、法では裁けない「気持ちがあるかないか」の問題のほうが、やっかいです。

女性の方が上手く嘘を付ける

女性が不倫をする場合は、相当に要領よく振る舞っているいる場合が多いようです。

まして、本音を知ることなんて不可能に近いかもしれません。

嘘を上手に付ける人が多いのも、女性のひとつの特徴だし、嘘が付けないタイプの人は、不倫も出来ないはずです。

因みに不倫をしている知人は、「旦那を完璧に騙している」と言い、「絶対にバレない自信がある」と言っていました。

その上で、「離婚する気は1mmも無い!」とも言っていますし「結婚は、生涯の保証なんだから」とも言っていました。

ここまで自信満々に豪語されると、旦那さんに同情しますが・・・

よほど結婚相手に不満があれば、女性は離婚の道を模索するでしょう。

そうではなく、不倫という形をとる場合、私の知人のように、保障と安定は手放せない!という考える女性が多いのかもしれません。

独占欲が強いか弱いか

独占欲が強いか弱いかによって、不倫か浮気かは決められませんし、不倫しているか浮気しているかも、論じられませんね。

ただ、独占欲というのは恋愛感情に絡むと、やっかいな感情のひとつです。

しかもそれが、浮気や不倫に絡むと、とてもやっかいなことになってきます。

嫉妬や束縛、ストーカーなど、あまり良くない感情や状況を引き起こすのは、この「独占したい欲求」が根源となっています。

独占欲は、誰にでもあるものだと思いますが、これが強すぎると周りが見えなくなり、理性を失った行動を引き起こしてしまいます。

また、独占出来ていないからだけではなく、独占しているにも関わらず、思い込みによる嫉妬や束縛をしてしまう場合もあります。

その窮屈さが引き金になり、パートナーが浮気や不倫に走ってしまうことも、考えられるのです。

独占欲が強過ぎて事件に発展することも

ときに、この独占欲は事件へと発展する場合もあります。

既婚者と付き合っている女性が、彼を独占できる立場にないことを忘れ、彼を独占出来ない理由が妻の存在であると考えるようになってしまったら・・・冷静な判断を失った女性がどんな行動にでるか。

その逆もあり得ます。

自分が独占しているはずの夫が、浮気をしていると知った妻が、不倫相手の、女性の存在を消し去りたいと思ったら・・・。

こうやって、恋愛感情のもつれによる事件は起こるのです。

独占欲が強い人が、浮気や不倫に絡むと、こうした修羅場に発展しやすいことを理解しておきましょう。

事態が泥沼化するかしないか

事態が泥沼化するかしないか・・・このテーマも一概には言えませんが、泥沼化しやすいのは不倫の場合と言えるでしょうね。

不倫には、「結婚しているかどうか」という大きな違いがあります。

結婚しているということは、その婚姻関係が法的に認められているということ。

また、結婚しているということは、妻の存在以外にも、子供がいる場合もありますね。

となると、泥沼化しやすいのは容易に想像がつきます。

裁判沙汰になったり、不倫をした側は慰謝料を請求されたり・・・

ともなると、社会的な信用を失ったり、金銭的に苦しい思いをしたりと、大きな痛手を負うこともあります。

それ以上に、傷つき傷つけあう、まさに泥沼が待っている可能性が大いにあるのが、不倫と言えます。

一方では、結婚をしていない独身者であっても、泥沼化しない訳ではありません。

もちろん、裁判沙汰になることはありませんが、それなりに浮気の制裁をうける場合もあります。

私の経験を少しお話すると、昔お付き合いしていた浮気性の彼は、最終的に仕事を追われることになりました。

本当に病的に、手当たり次第に手を出してしまう彼だったので、最終的に会社の社長が好きな女性にも、手を出してしまったのです。

あるとき、その全てが明るみになったとき、私も含めた女性たちに呼び出されて土下座をさせられ、会社も辞めることになるという、何とも無残な姿をさらしていました。

ですが独身者なら、泥沼化しても環境を変えれば何事もなく過ごせるでしょうし、やはり既婚者の不倫のほうが、背負うリスクは大きそうです。

法律でどう裁かれるのか

さて、不倫は法的な解釈があるというお話をしてきました。

では、どう裁かれるのか?

この答えを求めて、民法を少し見てみたりもしましたが、とても私には解釈の難しい言葉が並んでいました。

この法律を、素人にも分かりやすく解説してくれ、味方になってくれるのが弁護士さんです。

もし離婚裁判になった場合、やはり弁護士さんに力添えをいただくことが最善と言えます。

それでも、事前にある程度の知識を身に着けておくことも大切です。

浮気や不倫が、法律でどう解釈され、どう裁かれるのか、この点を見ていきましょう。

浮気や不倫に対する法律はない

先にも少し触れた通り、「浮気」や「不倫」という言葉は、法律には記されていないそうです。

このふたつの言葉を法律用語で表わしているのが「不貞行為」となっています。

浮気や不倫は「不貞行為」と定義されている

民法で、離婚の訴えを起こすことが出来る理由のひとつとして”配偶者に不貞行為があったとき”としています。

この不貞行為とは、夫婦間の貞操義務に違反する行為とされています。

貞操感って、最近聞かないなって思ってしまいましたが、離婚裁判では飛び交っている言葉なのかもしれませんね。

貞操感という言葉にあまり馴染みがなくなったからこそ、浮気や不倫という話題が事欠かないと言えるのかもしれません。

貞操とは主に”男女間の性的純潔を保つこと”の意味で使われる言葉です。

夫婦間等で、互いに互い以外の人と、性的関係をもってはいけないという考え方です。

貞操義務は、現在法的にこの言葉が記されてはいないそうですが、正当に離婚を申し立てられる理由のひとつとして「不貞行為」があげられていることから、夫婦間に貞操義務があるということは明らかです。

それに、普通に考えて、結婚するにあたって、夫婦以外の人と性行為をしないというのは、暗黙の了解になっていますよね。

不貞行為が発覚した場合

不貞行為が発覚した場合、謝って済めばいいですが・・・

刑法で裁かれることはないので刑務所に入ることはありませんが、不貞行為をした側は、離婚請求をされたり、慰謝料を請求されたり。

それにともない、社会的地位を失う可能性もあります。

婚姻関係という法的な約束をしている以上、その義務に違反すれば、法的に制裁をうける可能性があることを、忘れてはいけません。

慰謝料を請求される

不貞行為が発覚した場合、離婚だけでなく慰謝料を請求される可能性も、大いにあるということ。

例えば、既婚者である男性が不貞行為をした場合は、妻から夫への慰謝料請求ができ、それ意外にも、妻から不倫相手、夫婦の子供から不倫相手への慰謝料請求が考えられるとのことです。

相場としては100~300万円、場合によってはそれ以上だそうです。

状況や内容を考慮し、増額されていくとのことなので、不倫の関係が深いほど、長期に渡るほど、多額の請求になる可能性もありそうです。

社会的地位を失う場合も

また、このプライベートないざこざが会社に知られたりすると、信用を失い、社会的地位まで失う可能性も大いにあります。

とくに、社会的地位の高い人が不倫をして、その不倫相手との関係を解消しようとしたときに問題が勃発する場合もあるそうです。

その社会的地位を守ることと引き換えに、不倫相手から高額な慰謝料を請求されるケースもあるようですよ。

浮気と不倫のボーダーラインは?

本来、浮気も不倫もボーダーラインに関係なく、ダメなものはダメ。

とも思いますが、これまでお話をしてきた通り、不倫の場合には、法的にある一定の線引きがされています。

これは、裁判で判断をする時の基準となっているものです。

では、そのボーダーラインはどこなのでしょう?

法的な解釈からボーダーラインを引くと”下半身が絡むかどうか”

法的にいうと不倫は、不貞行為があったかどうかがポイントになります。

そして、この不貞行為として認められやすいのが、下半身が絡む性交渉があるかないか。

ということになり、ここがひとつのボーダーラインと言えそうです。

”性交渉に類似する行為”をするとアウト

じゃあ、下半身が絡まなければいいのか?

というと、それは一概には言えません。

性交渉がなくても、それと似た快楽を伴うような類似行為でも、不貞行為とみなされる場合もあるようです。

性交渉まではいかなくても、オーラルセックスや裸で抱き合う行為、体を触る行為なども、ケースバイケースにはなるようですが、アウトの場合も。

不貞行為とみなされなくても…

配偶者の不倫により離婚を考えたとき、離婚の訴えが出来る理由のひとつとして”配偶者に不貞行為があったとき”が、あげられています。

不倫による離婚であれば、この理由に該当することがほどんどだと思いますが、裁判では証拠が示せないと、「不貞行為」として認められない可能性もあります。

となると、離婚出来ないのか?慰謝料請求出来ないのか?

と、不倫された側は不安になりますが、これも一概には言えないようです。

配偶者がどうしても耐えれない場合、離婚が成立する

法的に不貞行為とみなされにくい、キスをした程度、またプラトニックな関係であっても、「これが理由となって婚姻関係が破たんした」と判断されれば、離婚は成立するそうです。

「婚姻を継続しがたい重大な事由」であるかどうかが判断のポイントとなるとのこと。

慰謝料請求に関しては難しい場合も多いようですが、これもケースバイケース。

状況によっては、慰謝料を請求できる可能性も、残されているようです。

不貞行為にあたらないから何をしても許されるわけではない

不倫も浮気も、された側からすれば、不貞行為が証明されるかどうかだけが、問題ではないですよね。

信頼を裏切られ、とても悲しい気持ちにさせられているのに、法的な判断だけで納得できるはずもありません。

そんな気持ちを考慮すれば、浮気も不倫も「不貞行為にあたらないなら何をしても許される」なんてことはないはずです。

もし不倫や浮気をする側が、こんな甘い考えでいるなら、きっと法の下でも制裁をうけることになるはずです。

現実問題としてはボーダーラインには個人差がある

法の下でも、「不貞行為にあたるかあたらないか」のボーダーラインに曖昧さがあるように、現実問題、浮気も不倫も線引きによって片づけられる問題ではありません。

不倫の場合は、法の下で、ある一定の決着がなされることもありますが、浮気も不倫も気持ちまでは、決着を付けることは出来ません。

この”気持ち”に関しては、どこで線を引くのかに個人差があります。

どんな内容であれ、浮気や不倫をされた側が傷ついているのならNGだし、納得できないのならアウトです。

これは、他人の見解によって左右されるものではなく、個人の価値観です。

夫婦や恋人間の価値観は、お互いに理解しておくべきものです。

ふたりのボーダーラインから外れていれば、それは浮気や不倫となるのではないでしょうか。

違いがあるけど浮気も不倫も裏切り行為

法的に立証することも可能な不倫。

一方で、結婚していない人の浮気。

意味の違いを正確に論じるまでもなく、どちらもパートナーへの裏切り行為であることに、変わりはありません。

とくに不倫ともなれば、不倫する側も不倫相手も大きなリスクを伴います。

決して、軽い気持ちで踏み出していいものではありません。

ただ一方で、擁護するわけではありませんが、浮気や不倫をする側にもそれなりの理由があるのかもしれません。

不倫や浮気をされる側が悪いと言っているわけではありませんが、恋人同士でも夫婦間でも、互いへの愛情が冷めることがなければ、本来他へ目を向けることもないはずです。

特に、長い年月を過ごしていかなければならない夫婦の間では、その流れる月日とともに、愛情も関係性も変化して当然だと思います。

その長い長い時間の変化を受け入れながら、お互いに幸せに過ごしていくためには、お互いの努力なしには成立しないものだと、私は思っています。

その努力を一緒にしていける相手なのかどうかをよく見極め、生活の便宜上だけの相手になっていないか、時に立ち止まって考えることも大切なのではないでしょうか。

互いに向き合い、パートナーを思いやる気持ちがあれば、浮気や不倫という言葉とは無縁になれるはずです。

誰でも、パートナーを裏切るために、浮気や不倫をしているはずがありません。

裏切られることを望んだりもしていません。

ちょっとしたすれ違いや、価値観の違い、意識の違いから、望まない結果になっている場合もあるはずです。

私も含め皆さんが、浮気や不倫という言葉の無い生活が送れるように、願っています。